こんにちは、久しぶりの更新になります。
北海道十勝で交雑牛を肥育されておられる方なのですが、牛の肥育段階に応じた素晴らしい肥育をされており、同じ牛飼いとしてそのレベルの高さは脱帽物でした。
昨今、生産者の見える食品と言うものが流行っていますね。確かに食べ物を買う側の立場になるとその品物を作っている人の顔が見えるのは安心できます。ただ本当に大事なのはその作っている人の思いをどれだけ受け止めることができるのか、だと思います。
そのためにはやはり紙やネット上で一方通行の発信を見ているだけでは不十分です。実際に会って会話する、それが無理なら最近はSNSが発達しているので連絡をとってみるなど、双方向の対話が重要です。
肉屋がただ肉を切って売るだけの時代は終わりました。もちろんお肉を食べたい方に美味しいお肉を提供するのは大前提です、それプラス肉屋は畜産農家さんと消費者の方々との架け橋にもならないといけないでしょう。
僕も生まれた時から牛が身近にいた者として、牛一頭がどれだけ大事かと言うのはよく分かりますし、畜産農家さん一つ一つに必ずストーリーがあります。そしてそれを知ってお肉を口にする時は今まで以上に価値のある食事になるはずです。
谷牧場はそんなメッセージを発信できるお肉屋さんをこれから目指していきます!