ヴィーガンという生き方について肉屋が思うこと

2019年05月15日

ヴィーガンという生き方について肉屋が思うこと

こんにちは。

最近ネットやテレビでヴィーガンという言葉をよく目にします。

ヴィーガン=生活から動物由来の食品や日用品を取り除いた生活を送る人

のことですが。

 

ついこの間とある肉フェスでヴィーガンの人がフェス会場で、

なかなかに過激な行動をとったのは記憶に新しいです。

 

肉屋として彼等ヴィーガンという生き方をどう考えているのか少し話そうと思います。

 

 

結論から言うと僕個人としては「アリ」だと思います

 

やはりお肉を食べると言うことは、生き物を殺すということですから

それを受け入れることができない人がいるのは当然だと思います。

そういった方々が信念を持って動物性由来のものを生活から断つというのは尊敬します。

肉フェスがあるのなら、ヴィーガンフェスがあってもいいくらいだと思っています。

 

 

ただ時として(もちろん全員がそうでは無いでしょうが)自分達以外を頭から否定する人達がいます。

一つの生き方として尊重はしますが、それを他人に押し付けるのはどうかと思うのです。

 

 

やはりお肉を食べるという行為は人が大昔から行なっている事で、それをするのは

間違いなく美味しいものを食べたいという思いからです。

そしてその美味しいものを食べる時間を人と共有したいという考えもヴィーガンの

方の考え同様尊重されるべきです。

 

 

じゃあ肉以外の美味しいもの食べれば?と言われそうですが

僕は世界で一番美味しい食べ物はお肉だと思っています。

 

 

生き物を殺すことに対して何も思わないのか?

ということに対しては、世のお肉屋さんは一般の方々よりも

遥かに生き物の命をいただくと言うことに対して真摯に向き合っています。

 

 

僕自身自分の牧場で育てた牛を屠畜する現場に居合わせたことがあるのですが、

正直壮絶なものです。ついっさきまで生きていた牛があっという間にお肉になる

その現場を見てからは、色々と考えることがありました。

その現場に行くように言ったのは祖父や父なのですが、同様に知るべきだと思ったからそうさせたのでしょう。

 

 

食べ物には感謝をしましょう。という言葉がありますが、それ以上に我々肉屋は

常に命を食べることについて考えています。

 

 

最近では食べられる前までの考え方で「アニマルウェルフェア」という概念からくる

うごきも活発になってきていますね。そのことについては別の記事で書こうと思います。

 

 

あと話題なのが、お肉の代わりとなる植物由来のフェイクミートも日本に本格的に上陸してきましたね。

 

外国のとある有名企業がそのフェイクミートの研究で大量の資金調達をしたという話もあります。

 

でも、それがお肉にとってかわって食卓の主流になるには時間がかかりそうです。

コストの面もあるでしょうが、実際食べた感想が

「味は悪く無いけど、これは肉っぽい別の何かだなー」だからです。

 

肉屋として大いに注目しているフェイクミートですが、

もっと美味しくなって、コストも下がれば店頭においてみたいです。

 

 

色々と書きましたが、お肉好きな人とヴィーガンの人達双方が納得する世の中になるように、

僕たち肉屋も今までよりも、もっと深く考える時期が来ているということなのだと思います。

 

(今回の記事はあくまで筆者個人の考えであり、

世の食肉業界の方々の考えを代弁するものでないことをご了承ください)

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